侍者の帯紐

侍者の服はアルバ(白衣)が基本ですが、着丈の調整や、奉仕の準備ができた者のしるしとしてチングルム(帯紐)を身につけることがあります。

レオ神父様の発案で、築地教会でも侍者に帯紐をつけることにしました。

ところが1本数万円もする高価な品。しかも典礼暦によって司祭のストラ(祭服)に合わせるとなると、3色×侍者人数×サイズ=18本が必要になり、膨大な金額に。

そこで、教会内で裁縫が得意な人を呼びかけ、有志によるソーイングクラブを立ち上げ、手作りすることにしました。

3カ月の制作期間を要した後、18本が完成し、2月17日のごミサから着用しています。

制作者であるソーイングクラブの皆さんは「教会公認の品が作れるなんてご奉仕のやりがいがあります」「得意なことを生かせて嬉しい」「教会でお友達ができました」と声を弾ませ、「お裁縫初心者でも”作りたい”気持ちのある方、大歓迎です」とメンバーを募っています。

次回は祭壇カバーを制作する予定とのこと。

築地教会は手作りの品々でますます美しく装っていくのが楽しみですね。

ソーイングクラブにご興味がある方は、お御堂入口にチラシがありますので自由にお取りください。

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